今回は『ブログ運営者は必ず身に付けておきたいインフォグラフィック」シリーズの第6回になります。最初から順に読み進める事がオススメなので、第1~5回をまだお読みでない方は是非そちらから目を通してみて下さい。第1~5回はこちら
- 第1回:【視覚的な情報伝達(1/7)】インフォグラフィックとは? - 毎日少しずつ生活を豊かに
- 第2回:【視覚的な情報伝達(2/7)】インフォグラフィックと表はどう使い分ける? - 毎日少しずつ生活を豊かに
- 第3回:【視覚的な情報伝達(3/7)】インフォグラフィックの各ツールを徹底比較&検討 - 毎日少しずつ生活を豊かに
- 第4回:【視覚的な情報伝達(4/7)】デザインの基本原則 - 毎日少しずつ生活を豊かに
- 第5回:【視覚的な情報伝達(5/7)】データ収集と可視化に向けた整理のプロセス - 毎日少しずつ生活を豊かに
第6回の本記事では『インフォグラフィック制作の具体的な手順』について解説します。テーマの選定,デザイン,最終チェックまでのプロセスを解説します。
- 目的の明確化:インフォグラフィックのテーマを選ぶ前に具体的な目的を明確にしましょう。情報提供,説得,啓発など目的に応じてテーマを選びます。
- ターゲットオーディエンスの詳細な分析:インフォグラフィックは特定の対象読者層に向けて設計されるものです。ターゲットオーディエンスの年齢,性別,職業,興味関心などの詳細な情報を収集し、それに基づいてテーマを決定します。
- 独自性と付加価値:他のインフォグラフィックと競合しないテーマを見つけることが大切です。また、読者に提供できる付加価値や新しい情報を考慮しましょう。
- カラースキームの意味:選んだカラースキームが伝えたいメッセージと一致するかどうかを考えましょう。例えば青は信頼性を表現するのに適していますが、赤は注意喚起に使われます。
- フォントの細部:フォント選定においてフォントサイズ,行間,文字間隔などの細部にも注意を払いましょう。これらは読みやすさに大きな影響を与えます。
- アイコンの選択:アイコンは視覚的な要素で適切に選ぶことが重要です。アイコンは簡潔で明確であるべきでテーマと整合性があることが大切です。
- デザインツールの使いこなし:選んだデザインツールに慣れることが効率的な作業の鍵です。ツールの機能を最大限に活用し、効率的なデザインを行いましょう。
- スケッチの重要性:ペンと紙を使ったスケッチは、デザインの基盤を築く重要なステップです。全体のレイアウト,要素の配置,テキストの位置などをスケッチに描き込み方向性を確立します。
- デザインの工程管理:デザイン工程を段階的に管理し、途中での修正や調整を可能にする方法を採用しましょう。バージョン管理も忘れずに行います。
- 評価と改善:完成したインフォグラフィックをテストし、他の人からのフィードバックを受け入れましょう。必要に応じて修正し更なる改善を行います。
参考文献
- How to Make an Infographic in 5 Steps:How to Make an Infographic in Under 1 Hour (2023 Guide) - Venngage
- Creating Infographics: A Step-by-Step Guide:Smashing Magazine — For Web Designers And Developers
- 10 Effective Tips for Designing Infographics:Creative Bloq | Art and Design Inspiration
まとめ
これらのステップに従って、インフォグラフィックを制作する際の具体的な手順を把握しましょう。計画的なアプローチと信頼性のあるデータはインフォグラフィックの成功に不可欠です。