【視覚的な情報伝達(5/7)】データ収集と可視化に向けた整理のプロセス

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今回は『ブログ運営者は必ず身に付けておきたいインフォグラフィック」シリーズの第5回になります。最初から順に読み進める事がオススメなので、第1~4回をまだお読みでない方は是非そちらから目を通してみて下さい。第1~4回はこちら

第5回の本記事ではインフォグラフィック制作のために必要なデータの収集と整理のプロセス』について解説します。データ収集の方法,整理の手順,データのクリーニングまでのステップをまとめます。

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  • データの目的と目標インフォグラフィック制作の最初に、データの目的と伝えたいメッセージの明確な定義が必要です。どの情報が必要で、どのデータがインフォグラフィックに最も適しているかを考えましょう。
  • 信頼性の確保:データは信頼性が高く正確である必要があります。公式な統計機関,学術研究,専門家の見解など信頼性のある情報源を優先しましょう。データの信頼性を確認する際にサンプルサイズや調査方法にも注意を払いましょう。
  • データ収集方法:データはさまざまな方法で収集できます。調査,アンケート,公開データベースの利用,専門家のインタビューなど最適なデータ収集方法を選択しましょう。

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  • データのフィルタリング:収集したデータを詳細に検討し、不要な情報や重複データを削除します。クリーンなデータを得るためにデータの品質を向上させましょう。
  • データの分類とカテゴリー:データをテーマやカテゴリーに分類し整理します。これにより、インフォグラフィックの構造を決定しやすくなり情報が効果的に整理されます。
  • データの可視化準備:データを可視化するための準備を行います。数値データをグラフやチャートに変換し、テキスト情報を要約したりキャプションを追加したりする作業が含まれます。

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  • エラーチェック:データセット内のエラーや不正確な情報を特定し修正します。欠損データや異常値を処理し、データの正確性を確保しましょう。
  • 統一性の確保:データセット内のデータ形式や単位を統一化します。これにより、読み手にとって理解しやすいデータを提供できます。データの統一性はインフォグラフィックの一貫性を保つのに役立ちます。
  • 可視化の最適化:データを可視化する際に、最適なグラフやチャートの選択を行い視覚的に魅力的なデザインを確保しましょう。データがインフォグラフィックに適した形式に整形されていることを確認します。

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参考文献
  1. Data Collection Methods:Sampling Methods | Types, Techniques & Examples
  2. Data Cleaning:Towards Data Science
  3. The Art of Data Collection:Cochlear Fistula in Chronic Otitis Media without Cholesteatoma - PMC
まとめ

これらのステップを実行することで信頼性のあるデータの収集と整理が可能になり、インフォグラフィックの制作プロセスがスムーズに進行します。データの品質はインフォグラフィックの効果に直結するため、慎重に作業する必要があります。

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