【Google Analytics攻略(5/5)】メールマーケティング完全版

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今回は『ブログ運営を強化するGoogle Analyticsの活用術(全5回)』シリーズの最終回(第5回)になります。続きを読む前に、まだ第1~4回をお読みでない方は是非ご確認下さい。5回分の記事で「Google Analyticsの基本事項から、実際にブログ運営に役立てる事の出来る応用」までを網羅しなるべく分かりやすく解説しています。

最終回である本記事ではGoogle Analyticsを活用したメールマーケティングの最適化』について解説します。Google Analyticsを活用することで、メールマーケティングのキャンペーンを洗練させ、コンバージョン率を向上させることができます。

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1.カスタムトラッキングリンクの設定

メール内のリンクをカスタムトラッキングリンクとして設定することで、どのリンクがクリックされたかを詳細に追跡できます。これにより、特定のコンテンツやキャンペーンの成功を測定し今後の戦略に活かすことができます。

2.コンバージョンフラネルの設定

Google Analyticsでコンバージョンフラネルを設定し、メールからウェブサイトへのユーザーの流れを視覚化します。このデータを分析して、ユーザーがどの段階で離脱しているかを特定し改善のためのアクションプランを策定します。

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1.A/Bテストの実施

A/Bテストは、異なる要素(件名,コピー,CTAボタンなど)をテストして最も効果的なバージョンを特定するのに役立ちます。

2.パーソナライズされたコンテンツ

ユーザーセグメンテーションとパーソナライズされたコンテンツの提供は、コンバージョン率向上に大きな影響を与えます。ターゲットオーディエンスに合わせたメッセージを作成し受信者のニーズに応じてカスタマイズします。

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1.ターゲットオーディエンスの時間帯

Google Analyticsを使用して、受信者の時間帯と行動パターンを分析し最適なメール配信タイミングを設定します。ターゲットオーディエンスが最もアクティブな時間帯にメッセージを送信することで、開封率とクリック率が向上します。

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1.強力な件名

魅力的なメール件名の作成には、読者の注意を引きつける技巧が必要です。成功する件名の要素と、魅力的な件名を作成するための具体的なアプローチを解説します。

  • 短く簡潔な件名:件名はできるだけ短く、要点を伝えるために簡潔であるべきです。長すぎる件名は読者の注意を引きにくくします。
  • 関連性と関心:件名はメールの内容と関連性があり読者の関心を引くものであるべきです。読者が何を期待できるかを示唆し興味を引きます。
  • パーソナライズ:可能であれば読者の名前を使用してパーソナライズされた件名を作成します。これは読者の関与を高めます。
  • 行動を促す:件名に行動を促す要素を含めます。例えば「今すぐクリックして特別な割引を受け取ろう」といった具体的な呼びかけを加えることが効果的です。
  • 数字と統計:件名に数字や統計データを含めることで、情報の信頼性を高め読者の注意を引きます。例えば「50%オフ」「最新の統計情報」など。
  • 感情を利用:件名に感情を呼び起こすワードやフレーズを取り入れます。感情的に反応する要素があると、読者の関心を引きやすくなります。
  • テスト:複数の件名をA/Bテストすることで、どの件名が最も効果的かを確認しましょう。テストを通じて改善を続けることが重要です。
  • スパム回避スパムフィルターに引っかからないように注意しましょう。スパムワードを避け、過度な大文字の使用を避けることが重要です。
2.モバイルフレンドリーなデザイン

モバイルフレンドリーなメールデザインの重要性に焦点を当て、モバイルデバイスでの表示に最適なデザインの原則を紹介します。読者がどんなデバイスでメールを開いても内容が適切に表示されるように設計します。

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1.カスタムレポートの作成

Google Analyticsのカスタムレポートの作成方法と、それを活用してメールマーケティングデータを詳細に分析する手順を具体的に説明します。カスタムレポートを作成することで、キャンペーンのパフォーマンスをリアルタイムで追跡できます。

Google Analyticsカスタムレポートの作成方法
  1. Google Analyticsにログイン:まず、Google Analyticsにログインしウェブサイトのデータにアクセスします。
  2. カスタムレポートのセクションへ移動:左側のメニューから「カスタムレポート」セクションに移動します。
  3. 新しいカスタムレポートの作成:「新しいカスタムレポートを作成」ボタンをクリックします。
  4. レポートの構成:カスタムレポートを設定します。これにはレポートの名前,表示したいメトリクス,ディメンション,フィルタなどを指定します。メールマーケティングデータを分析するために必要な要素を選択します。
  5. レポートの表示:カスタムレポートが作成されたら、「レポートを表示」ボタンをクリックしてデータを表示します。ここでデータを確認し必要に応じて調整します。
メールマーケティングデータの詳細な分析手順
  1. メールキャンペーンデータのインポート:メールマーケティングプラットフォームからメールキャンペーンデータをGoogle Analyticsにインポートします。これにより、メールからのトラフィックとコンバージョンを追跡できます。
  2. カスタムレポートの作成:先ほど説明したカスタムレポートを作成します。このカスタムレポートには、メールキャンペーンからのトラフィック、コンバージョン、リンクのクリック数など、重要なデータポイントを含めます。
  3. データの分析:カスタムレポートを使用して、メールキャンペーンのパフォーマンスを詳細に分析します。これには、特定のキャンペーンの効果、受信者の行動、コンバージョン率などが含まれます。
  4. A/Bテストの実施:メールマーケティングメッセージやキャンペーンの要素を変更し、A/Bテストを実施します。Google Analyticsを使用して、異なるバージョンのメールがどのように影響を与えるかを追跡します。
  5. 改善策の特定:データ分析を通じて、メールマーケティングの改善策を特定します。ターゲットオーディエンス、コンテンツ、送信タイミングなどを調整し、効果を最大化します。
  6. 定期的なレポート:カスタムレポートを使用して、定期的なメールマーケティングのパフォーマンスレポートを作成します。これにより、継続的な改善が可能になります。

2.ファンネル分析

ファンネル分析は、ユーザーのウェブサイトでの行動パスを可視化しコンバージョン率向上のための改善策を見つけるのに役立ちます。ファンネル分析の設定とデータの解釈について詳しく説明します。

ファンネル分析の設定
  1. 目標の定義:ファンネル分析の最初のステップは、特定の目標を定義することです。例えば、ウェブサイト上での購入、登録、フォーム送信などです。
  2. イベントの設定:ファンネル分析に使用するイベントをGoogle Analyticsで設定します。これには、ページビュー、イベントトラッキング、離脱ページなどが含まれます。
  3. ファンネルの設定Google Analyticsの「目標」セクションでファンネルを設定します。ここでは、目標を設定し、それに関連するステップを順番に追加します。
  4. データの収集:ファンネル分析を実行するために、Google Analyticsでデータを収集します。設定した目標とファンネルに関連するデータが収集されます。
データの解釈
  1. コンバージョン率の評価:ファンネルの各ステップでのコンバージョン率を評価します。これは、ユーザーがファンネルを通過して目標を達成する確率を示します。
  2. ドロップオフの分析:ファンネル内でユーザーが離脱するステップを特定します。離脱の原因を分析し、改善策を見つけます。
  3. 進行状況の監視:ファンネル内のユーザーの進行状況を監視しましょう。どのステップでユーザーが進行しているかを確認し、効果的なステップを評価します。
  4. A/Bテストの実施:ファンネル分析を使用して、異なるバージョンのウェブページやフォームを比較するA/Bテストを実施します。どのバージョンがより高いコンバージョン率を持っているかを確認します。
  5. 改善策の特定:ファンネル分析を通じて、離脱の原因や改善の機会を特定します。ユーザーエクスペリエンスを向上させ、コンバージョン率を向上させるための施策を見つけます。

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