今回は『ブログ運営者は必ず身に付けておきたいインフォグラフィック」シリーズの第4回になります。最初から順に読み進める事がオススメなので、第1~3回をまだお読みでない方は是非そちらから目を通してみて下さい。第1~3回はこちら
- 第1回：【視覚的な情報伝達(1/7)】インフォグラフィックとは？ - 毎日少しずつ生活を豊かに
- 第2回：【視覚的な情報伝達(2/7)】インフォグラフィックと表はどう使い分ける？ - 毎日少しずつ生活を豊かに
- 第3回：【視覚的な情報伝達(3/7)】インフォグラフィックの各ツールを徹底比較&検討 - 毎日少しずつ生活を豊かに
第4回の本記事では『デザインの基本』に関する基本原則についてです。配色の心理学,フォントの選択,レイアウト設計などデザインに関する詳細な情報をまとめます。
- 色選択の重要性：インフォグラフィックの配色は視覚的な印象やメッセージの受け取りに大きな影響を与えます。色は情報伝達の強力な手段であり受け手の感情や行動にも影響を及ぼします。そのため、色の選択は慎重に行う必要があります。
- 色の心理学：色には一般的に認識される感情や意味があります。例えば赤は情熱や危険を象徴し、青は冷静さや信頼性を表します。色の心理学を理解しインフォグラフィックのコンテンツと調和させることが大切です。
- 色の組み合わせ：カラースキームを選ぶ際に対比色,類似色,温暖色,寒冷色の組み合わせなどを検討しましょう。配色が調和していれば情報が明確に伝わりやすくなります。
- ウェブアクセシビリティ：ウェブ上で公開されるインフォグラフィックはアクセシビリティにも配慮する必要があります。コントラストの高い色の組み合わせやバリアフリーな色の選択を心がけましょう。
- フォントの役割：フォントは情報の視覚的な伝達において重要な要素です。フォントのスタイルはコンテンツのトーンや性格を反映し読み手に印象を与えます。タイトル用と本文用のフォントを適切に選びましょう。
- フォントのバリエーション：インフォグラフィック内でフォントのバリエーションを使う場合、一貫性を保ちながら異なるフォントを選びましょう。見出し用に大胆なフォントを選び、本文用に読みやすいセリフまたはサンセリフフォントを検討しましょう。
- フォントのサイズとスタイリング：フォントサイズは読みやすさに大きく影響します。タイトルは大きく、本文は適切なサイズに設定しましょう。さらに太字,斜体,下線などのスタイリングを用いて重要なテキストを強調しましょう。
- グリッドシステム：インフォグラフィックのレイアウトを設計する際に、グリッドシステムを利用することが役立ちます。グリッドは要素の配置と整列を助け視線誘導を改善します。
- 画像とアイコンの統合：画像やアイコンを効果的に統合しテキストとの調和を取ることが重要です。適切な画像の選択と配置はメッセージの明確な伝達に寄与します。
- バランスとプロポーション：インフォグラフィック全体のバランスを保つことは視覚的な調和を生み出します。要素が均等に配置され、視線が自然に導かれるようにしましょう。
参考文献
- Color Psychology： Color Psychology: Does It Affect How You Feel?
- Choosing the Right Font：Smashing Magazine — For Web Designers And Developers
- Layout Principles：https://www.canva.com/ja_jp/
まとめ
これらの参考文献は、配色の心理学,フォントの選択,レイアウトの設計に関する信頼性のある情報源です。これらの基本原則を理解しデザインスキルを向上させることで、魅力的で効果的なインフォグラフィックを制作する事が可能になります。
